外国人が日本の介護施設で就労可能な在留資格と取得方法
- 愛子 柳沢
- 2024年6月22日
- 読了時間: 2分
1. 特定技能1号
概要: 特定技能1号は、一定の専門的知識または技能を有する外国人が日本で就労できる在留資格です。介護分野も含まれます。
取得方法:
試験合格:
介護技能評価試験および**日本語能力試験(JLPT N4以上)**に合格する必要があります。
雇用先の確保:
日本の介護施設から内定を受ける。
在留資格認定証明書の申請:
雇用主が出入国在留管理局に在留資格認定証明書を申請。
ビザ申請:
在留資格認定証明書を取得後、地元の日本大使館または領事館でビザを申請。
2. 技能実習
概要: 技能実習制度は、発展途上国の技能実習生が日本で技能や技術を学び、帰国後にその知識を役立てるための制度です。
取得方法:
送り出し機関の登録:
自国の送り出し機関に登録し、適切な手続きを行う。
日本の受入企業とのマッチング:
日本の介護施設とマッチングし、内定を受ける。
技能実習計画の認定:
技能実習計画を策定し、外国人技能実習機構(OTIT)に申請して認定を受ける。
ビザ申請:
日本大使館または領事館でビザを申請。
3. 介護福祉士(高度専門職)
概要: 介護福祉士の資格を取得した外国人は、高度専門職として日本で働くことができます。
取得方法:
介護福祉士の資格取得:
日本の養成施設を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
雇用先の確保:
日本の介護施設から内定を受ける。
在留資格の変更:
現在の在留資格から「介護」の在留資格に変更するための申請を出入国在留管理局に行う。
4. 永住者・定住者・日本人の配偶者等
概要: 永住者、定住者、日本人の配偶者等の在留資格を持つ外国人は、日本での就労に制限がないため、介護施設で働くことが可能です。
取得方法:
各在留資格の申請要件を満たし、出入国在留管理局に申請。
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